2010年10月9日土曜日

あれから2年。荻堂貝塚は今。

久しぶりの投稿です。荻堂貝塚に国から視察(?)が来るとのことで私たちの残したトタン碑を撤去せよという命がおり、久々に貝塚のある森の中、そう!あの崖の下へ2年ぶりの調査員、小橋川啓・戸ヶ瀬哲平はおそるおそる入っていきました。

相変わらずおそろしい森のなかです。このアドベンチャー感、懐かしい。しばらく人が入っていない様子。この後ここをトタン碑をもって帰るとは考えたくない。
ついに遠くにトタン碑が見えてきました。やった、まだ建っている。案内板もまだ建っていました。碑も含めて自然と一体化が進んでいます。このリアリティー。もしかしたら今の方が見所というか、旬かも、この作品。このあとどうなっていくんだろう。
地面は今も貝や近現代のごみが地面から姿をのぞかせています。そう、ここが貝塚なのです。荻堂貝塚2010年9月25日。ここにあり。

ひとまず、碑は分解(3段構造で取り外し可の構造なのです)して小橋川邸へ。

作品と時間の経過っていうことを考えさせられました。荻堂は販売店も取り壊され更地へ。区長の車が停められています。北中はまちおこしを頑張っています。

国の視察。荻堂貝塚からまた何かはじまるのか。